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川西市ができた頃<br>鴬の森は遊泳場だった

川西市ができた頃
鴬の森は遊泳場だった

能勢電鉄「鶯の森駅」。鶯が丘・鶯台山の端に位置し、猪名川を隔て向こう岸には大阪府池田市古江町が見える風光明媚なスポットです。

少し上流の能勢電鉄「鼓滝駅」付近では、ゴツゴツとした岩間を流れる荒々しい姿を見せる猪名川。「鶯の森駅」まで下ると川幅が広がり、穏やかな浅瀬が広がります。
今から70年ほど前、駅近くには「鶯の森遊泳場」がありました。1953年にオープンし、多い時には一日約1万人が訪れたそうです。当時は周囲に人家も少なく、水質も非常に綺麗で、水泳教室も開かれるなど、避暑地として非常に賑わっていたようです。
しかし、1959年の伊勢湾台風で施設が流失。遊泳場の廃止を余儀なくされました。