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70周年イベントの<br>裏側を覗いてみる

70周年イベントの
裏側を覗いてみる

@中学校給食センターイベント

2024327日、川西市中学校給食センターで「きゅうしょくのヒミツはっけんツアー」が開催され、300人以上が来場しました。
このイベント、川西市若手職員でつくる「川西市70周年プロジェクトチーム」が発案したもので、約半年間かけて企画してきたそうです。
今日の「はっけん」では、チームのメンバー(西川さん、小辻さん、白石さん)からお話をお聞きし、イベントの裏側を少しだけ覗いてみます。

 何かはっけんできる企画を

小辻さん:今回の企画は、「身近な市役所の仕事を知ってもらいたい」という目的から始まったものです。特に中学校給食センターは最近出来た施設ですし、市民の皆さんに身近に感じてほしいと思いました。

西川さん:チームでは、「はっけん」という70周年のコンセプトを大事にしながら、イベントを立案していきました。春休みの平日ですし、参加してくれるのは小学生くらいまでの子どものいる家族だと思っていたので、「子どもたちが楽しめて、何かをはっけんできる企画は何だろう」と悩みましたね。
そんな中で思いついたのが、クイズラリーです。よく読めば答えられる問題を用意し、うっかり間違えた子どもでも、解説を読めば理解できるように心がけました。ラリーの中にセッティングした出汁の飲み比べや釜のかき混ぜ体験コーナーも喜んでもらえたみたいでホッとしました。

 みんなが来てくれるかが心配だった

白石さん:検討を進める中で一番悩んだのは集客です。平日の開催で皆さん来てくれるのか、最後まで心配で、「雨だけは降るな」と願っていました(笑)

西川さん:当日朝準備をしていて、たくさんの人の姿が見えた来た時は安心したよね。

小辻さん:JA兵庫六甲さんの野菜の直売や明治安田生命さんのベジチェック、給食センターの調理員さんクイズ解説、栄養教諭をめざす大学生のミニセミナーなど、一緒に取り組めたおかげで企画に厚みが出たことは、集客につながったと思います。学校のお知らせアプリを利用させてもらった効果もあって、結果的には、来てほしかったお子さん連れの家族連れが最も多く、皆さんの協力のおかげで上手くいって良かったです。

白石さん:イベント当日は駐車場の警備をしていましたが、帰り際に「(中学校給食を)3年後には食べられるね」と親に話している子どもがいたりして、給食に興味を持つきっかけになったのかなと、勝手に喜んでいます。

西川さん:アンケートでは「また開催してほしい」や「給食に詳しくなれた」という声も頂き、何か小さなはっけんにつながったかなと、手ごたえを感じることができました。70周年事業のねらいは30年後の100周年につながる何かをスタートすること。今回のイベントが何かのきっかけになれば嬉しいです。

ちょっとだけ写真集

1/4スケール釜で給食づくり体験

美味しい出汁はどちら?

クイズは壁に張り出し。調理員さんが解説します