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絹延橋付近での<br>流し

絹延橋付近での
流し

反物についた余分な染料やのりを洗い落とす「友禅流し」。川西市では、絹延町や出在家町付近で、昭和40年代まで見られたそうです。
市内の染色産業は、大正期に始まりました。「印染」と呼ばれる技法で、のりと染料を混ぜて染め、水洗いをしてのりを落とします。猪名川の水流を利用して洗い流し、河原で乾かすという作業です。
染布の水洗いには水温の低い冬が適しており、寒風が吹く中、腰まで水に浸かって作業をしていたそうです。