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知明湖キャンプ場<br>里山センターコラボ企画

知明湖キャンプ場
里山センターコラボ企画

@夏キャンプに潜入!

小林 おきと

新潟県出身、川西市在住の29歳。特技はヒッチハイク。猪名川町でSUKIMA@zakkaというお店をやっており、旅で集めた全国各地の雑貨商品を並べています。”ヒトやモノに込められた想い”に触れることが大好きです!

知明湖キャンプ場と、川西市黒川里山センターがコラボ企画で、小中学生向けの夏キャンプを行うということで、取材に行ってきました。

 場所はこちら

阪急・能勢電鉄「川西能勢口駅」から車で約30分。山の中にある自然豊かなキャンプ場です。2024年の4月より隣にある国崎せせらぎ公園が川西市の管理となり、知明湖キャンプ場が一体運用する形になりました。

川西市黒川里山センターは、里山の魅力を伝える施設で、避難所機能を兼ね備えています。廃校となった小学校の敷地を活用し、2024年に新設されました。兵庫県の最北部に位置しており、里山センターから知明湖キャンプ場へは車で2分程の距離。

里山センターは、里山の魅力を伝えるイベントを行っており、その一つとして「里山スクール」と称した小中学生を対象とした居場所づくりをされています。今回の小中学生向けのキャンプは、スクールに来ている人たち23人が参加していました。このキャンプのために自分たちで予定を組み、テント設営や料理づくり、夜の肝試しなど準備してきたそう。

キャンプの様子

キャンプでは、自分たちの力でテントの組み立て。みんなで教え合い、協力しながら綺麗にテントを立てていました。

自分たちで作った串にウインナーやマシュマロを刺し、焼いて食べました。

その後はスイカ割り・肝試し・キャンプファイヤーをしたりと夏のキャンプを全力で楽しんでいました。

翌日はキャンプ場から歩いて10分のところにある里山センターにて、とある方のお話を聞きました。

(黒川里山センター:https://kurokawa-satoyama.jp/

そのとある方とは…

砂漠旅行家の奥村さん。
チリやモンゴルの砂漠を旅した経験談を子どもたちに向けてお話ししてくれるとのこと。

「砂漠を歩いてモンゴルの遊牧民が暮らしているゲルを探します。そこで水をいただきます」
「夜は気温がマイナス30度ぐらいになります」
「砂嵐が来ると10時間ほどテントに篭らないといけなくなります」

日常では聞くことのないワードの数々に子ども達も釘付けになって、奥村さんのお話を聞いていました(筆者も途中から写真を撮ることを忘れ夢中になってしまいました)。

お話が終わったあと、1人の子がぼそっと「面白かった」と呟いている姿が印象的でした。

そして実は奥村さん、知明湖キャンプ場でもスタッフとして働かれているんです。

教育団体様が申し込めば、日帰りor宿泊キャンプと合わせて砂漠冒険のお話を聞くこともできます。詳しくは知明湖キャンプ場に問い合わせてみてください。

▶知明湖キャンプ場公式Webサイト

自然豊かな知明湖キャンプ場でのキャンプ。そして里山センターでの奥村さんの講演。贅沢だなと思いながら取材をさせていただきました。

日本一の里山といわれる川西市黒川にて、夏の暑さを吹き飛ばすような素敵な思い出ができました。