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新習字教室<br>礼文庵(れもんあん)

新習字教室
礼文庵(れもんあん)

店舗情報

店舗(事業者)住所
〒666-0105
兵庫県川西市見野2-17-21
電話番号
080-3113-5422
業種/サービス内容
教育
営業時間
曜日毎に場所や時間が異なります。
店舗(法人)URL
店舗(事業者)情報
幼児からシニアまで通う習字教室です。
日本の伝統文化である書道を広めたくて
普段のお稽古の他、書道パフォーマンスにも挑戦しています。

なぎちゃん

読みやすい文章で川西市の魅力をたっぷりお伝えしていきます。

趣味は、読書とCanva。かわいいものが好き。女性らしいやわらかな視点で、川西市のヒト・モノ・コト・場所を発見しお届けします。

愛される新習字教室スタイルの「礼文庵(れもんあん)」は、能勢電鉄「山下駅」から徒歩7分にある「見んな野ふれあい会館」で開講。初心者から経験者まで、幅広い年齢層に対応しており、子どもから大人まで多くの生徒が集まっています。

はじまりは、3人から

最初は、自宅での小さなクラスから始まりました。講師である曽根先生が子どものママ友から「綺麗な字を書けるようになってほしいので、ぜひ教えてほしい」と頼まれたことがきっかけでした。
教室のスタートは3人の生徒からでした。そこから少しずつ生徒が増え、現在では自宅、実家、そして市内の会館の3か所で教室が開かれています。

講師の先生のお1人が手作りされたお地蔵さんがお出迎えしてくれます

たのしく子どもが通う教室へ

「この字きれいになったね」「えぇ?そうかな?」と添削指導の時間も和やかで穏やかな空気が流れます

礼文庵の曽根先生が教室で大切にしていることを教えてもらいました。

自然と字が上達するように

字を書くことを押し付けるのではなく、楽しんで取り組めるような教室を目指しています。もし『行きたくないな』と感じてしまったら、教室に通えなくなり、字を上達させることができなくなってしまいます。私たちは、楽しい雰囲気の中で自然と字が上達することができるように取り組んでいます。

お稽古が早く終わったら学校の宿題をする子もいます。

師範になった大学生がお手伝い

私たちの教室には大学生が手伝いに来ています。彼らは小学生の頃からずっとこの教室に通っており、今では師範の資格を取得しています。その中には、将来幼稚園や小学校の先生をめざしている学生も。
彼らの活気ある姿や笑顔、姿勢のおかげで、子どもたちは和やかな時間を過ごしています。自分たちも子ども時代を経験しているからこそ、子どもたちの立場やどのように接すれば良いかを理解しているのです。子どもたちを楽しませ、元気づけてくれるので、子どもたちは彼らをとても慕っています。

字が上手になるには繰り返しの練習が大切

「何回、通えば上手になりますか?」という質問をよくいただきます。最初にお伝えてしているのは、「何度も指導を受けても、めげずに続けてほしい」ということです。
お直しを繰り返しすることによって、必ず上達します。ただし、そのペースはひとりひとり異なるため、何回と答えるのは難しいです。最初の段階では、綺麗に見せるポイントも教えます。しかし、それだけではなく、継続して通ってもらうことが一番大切だと思います。同じ箇所を何度も注意されることもあるかもしれませんが、そのたびに覚えが深まっていきます。反復作業のようなものですね。手が覚えるまでには時間がかかることもあります。くじけそうになったらわたしが褒めますよ。

重要なのは、継続して取り組む意欲と楽しさを感じること

変わりゆく姿に感動

生徒で一番印象に残ったのは、何年も通ってくれていた大人の方でした。彼女はお手本を見て書き、そしてお直しを繰り返すことに粘り強く取り組んでいました。
ある日突然、お直しの回数が減ってきたことに気づきました。その変化には驚きましたが、同時にその成長ぶりにも本当に喜びを感じました。

子どもといっしょに通いたい

親子でお教室に来られる方が、最近多くなってきました。子どもが習うキッカケで、自分も字が上手に書けるようになりたいとママもいっしょに通ってくれます。
親御さんの子どもへの熱意が強いからこそ、一緒に取り組みたいと思うママさんが川西にはたくさんいらっしゃるようです。

書の表現である「パフォーマンス」

2024年には、ステージでの書道パフォーマンスを3回行いました。1月には、「はたちのつどい」、3月には能勢電鉄「日生中央駅」前マーケットのステージ。そして、4月には「清和源氏まつり」です。
パフォーマンスを始めたのは、キセラ川西せせらぎ公園での「COFFEE EXPO」に誘っていただけたことが、キッカケです。その時は、大筆リレーをしました。1本の筆の重さは3kgで、墨を吸うと重さが4kgにもなります。軽い筆でも長さは約120cmあります。実際に大きな筆で書を書くことを披露したことが、今回のパフォーマンスへとつながりました。
パフォーマンスでは、観客を魅了することを意識し、腰を落として、かっこよく見せるように心がけました。

はたちのつどいでの作品。4×6mの紙

手書きの温もり

パソコンよりも手書きの方が温かみを感じることができます。
大学生が就職する際、教室を離れる生徒に手紙をもらうことがあります。一生懸命綺麗な字で書かれた手紙をもらうと、本当にうれしいです。字を美しく書くことも大切ですが、それ以上に相手のことを思って書く、心を伝える貴重な時間だと感じます。

発表会や展示も定期的に開催

1年に1回、大阪で開催される日本書道展に参加させてもらっています。2年前には教室の20周年展示会を開催しました。展示物の選定は自由で、自分の好きな文字や作品を飾ることができます。
家族や友人も一緒に来場して、ゆっくり作品をご覧いただきました。今後も節目ごとに展示会を開催していきたいです。次回の展示会は25周年で、3年後に予定しています。

書道パフォーマンス部

はたちのつどいより

川西市の地域クラブにも立候補し、部活動として活動しています。パフォーマンスと言うと高校生のイメージが強いかもしれませんが、中学生もぜひ挑戦してほしいと思います。中学生の表現力に大人が混ざっても面白いですし、書の楽しさをシェアしていきたいです。

まとめ

教室の中は静かで真剣な雰囲気だと思っていましたが、静かに集中する人、先生と書の話を笑いながらしている人など、和やかな印象に変わりました。
礼文庵は日本習字の伝統を受け継ぎながらも、楽しさを重視し、生徒たちの成長を見守られています。ぜひ体験レッスンに参加してみてください。