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焙煎所<br>THE ROASTERY OKI OKI

焙煎所
THE ROASTERY OKI OKI

店舗情報

店舗(事業者)住所
〒666-0016
兵庫県川西市中央町7-3
電話番号
072-764-6800
業種/サービス内容
小売店・飲食店
営業時間
11:00〜22:30
定休日
月曜、不定休ホームページにて確認ください
店舗(法人)URL
店舗(事業者)情報
川西能勢口徒歩3分。生豆をご注文頂いてから焙煎。お酒の飲めるコーヒー焙煎所

店舗レビュー

煎りたての質の高いコーヒーを自宅で楽しみたい。「THE ROASTERY OKI OKI」は、そんな人におすすめです。店内でコーヒーやランチのほか、ウイスキーやビールなどのアルコールを楽しむ事もできる焙煎所。

お店の一押し

 

 カウンターに陳列されているコーヒー豆は加熱前のもの。焙煎後のコーヒー豆が並ぶ店が一般的ですが、オーダーが入ってから、専用のマシンで焙煎します。火を入れるといっても、注文から受け取るまではわずか10分。ローストの加減も浅煎りのシナモンローストから深入りのフレンチローストまで5段階から選ぶことができます。

店内にある焙煎機。稼働中はいい香りが漂います

豆を入れるパッケージは空気が入らずガスが抜けるようになっています

コーヒー豆は200グラム(焙煎後160グラム前後)から販売されていて1,300円程度から。約15~16杯が入れられる分量です。よく知られるブラジル産やエチオピア産などのほか、希少な豆も取り揃えられていて、パナマ産の「パナマ ゲイシャ チリキ ボルカン」(※無くなり次第終了)なども並んでいました。

一杯分(12g)のパッケージ。季節柄バレンタイン仕様です

「OKI OKI」さんでは、自家焙煎の豆を使ったコーヒーを店内で楽しむことも可能。ランチなどの際には、コーヒーにあわせて、サンドイッチやパスタを堪能できます。焙煎機でローストした香ばしいピスタチオやアーモンドもおすすめです。

アーモンドも焙煎機でロースト。格別の香りが楽しめます

おすすめメニュー

取材時には、コスタリカ産の豆を使ったコーヒーと「自家製トリハムのベジサンド」を注文。「フルシティー(極深煎り)」の豆をチョイスしてもらいました。
お湯を豆ドリップに入れた豆に含ませ、10秒ほど蒸らした上で、ゆっくりとお湯を注ぎます。コーヒーカップは透明で、コーヒーの色の違いを感じてほしいからだそうです。コスタリカ産の深入りの豆は、酸味が少なくコクのある味わい。うっすら赤い色味が印象的でした。

お湯をドリップする時、すっきりした豆はストレートに、苦味のある豆は回し入れるのがオススメだそうです


また、サンドイッチには、自家製鳥ハムと、キャロットラペ、エリンギ、レタスが挟まれていて、マヨネーズとマスタードの風味とほのかな酸味が食欲をそそります。パンの風味も相まって、コーヒーとベストマッチ。食材それぞれの食感がとても良く、ペロリと食べてしまいました(ハーフサイズもあるそうです)。

店を切り盛りする狩野さんは、Cafe&Barを営む傍ら、理学療法士とトレーナーの資格を生かし、スポーツ活動に尽力。現在は、島根県の高校ラグビーチーム・ラグビー高校日本代表等で、アスレティックトレーとして選手のコンディションを担当しています。

店名の「OKI OKI」は、ラグビーの盛んなニュージーランド「マオリ族」の言葉に由来し、「一服しよう」の意。気軽に立ち寄れて、一服できるようなお店をめざしているそうです。

仕事帰りの人たちがふらっと立ち寄り「ちょっと一杯」を楽しめるよう、店内奥のカウンターでは、アルコールを注文することもできます。「ゆっくりとした時間を過ごしてほしい」とアイリッシュウイスキーを用意。そのほか、クラフトビールなどもラインナップされています。また「OKI OKI」さんは、焙煎店なので、お酒が苦手な人を連れてきてもコーヒーが注文でき、飲み交わす相手を選ばないところもポイントです。

アイリッシュウイスキーがズラリ

静かにおとなの時間を楽しめます

まとめ

マシンを使用し、直前に焙煎することで香り高い豆を楽しんでほしいという視点や、訪れた人がほっとできるような空間づくりなど、来店者ファーストの考え方に感銘を受けました。
「コーヒーを豆から選んでみたいけど、よく分からない」という場合でも、豊富な知識から、懇切丁寧に相談に乗ってくれます。
コーヒーの香りに癒されたい人、お酒を片手に日ごろの疲れをリセットしたい人、夜でも暗すぎず入りやすい雰囲気なお店なので、ゆったりとした時間を過ごしたいという方にはおすすめなお店です