炭火焼きとん
夢の豚39

店舗情報

小林 おきと

新潟県出身、川西市在住の29歳。特技はヒッチハイク。猪名川町でSUKIMA@zakkaというお店をやっており、旅で集めた全国各地の雑貨商品を並べています。”ヒトやモノに込められた想い”に触れることが大好きです！

1. 「炭火焼きとん 夢の豚39」は、川西能勢口駅から徒歩数分、藤ノ木さんかく広場の向かいにある豚串焼き専門店。

2023年9月開業。店舗はダークトーンで雰囲気のある内装で、カウンター席も充実しており、おひとり様からご家族連れまで幅広い層がゆったりと過ごせる雰囲気です。

2. 看板メニューとお店の特徴

「夢の豚39」の看板メニューは、南淡路島産の「えびすもち豚」を使用した豚串焼き。飼料をバナナにすることで柔らかく、甘みが引き出されるそう。ちなみにえびすもち豚とは「えびす様のほっぺが落ちるほどやわらかいもち豚」という表現が由来。

左からガツ（胃袋）、かしら（こめかみ）、えびすもち豚バラ、白モツ、白ホソ

一串一串炭火で焼き上げることで絶妙な柔らかさと旨みが楽しめます。関西では比較的珍しい豚のホルモンは臭みがなく、ホルモンが苦手な方でも楽しめる仕上がりとなっています。

宮崎県の「かご焼き」に着想を得た豚肉のかご焼きも人気商品。

焼き上げた豚肉の旨みをしっかりと閉じ込めた逸品で、目の前で焼き上げてくれるので期待に胸が躍ります。

豚肉メニューだけでなく、野菜の串メニューも豊富。

飛騨のジャンボなめこを丸ごと焼いた「特大なめこ串」は、塩だけの味付けでも驚くほど甘く、すだちもアクセントとなりペロリと食べることが出来ました。

さらに、焼酎にも力を入れており、能勢酒造が生み出した「伝説の仕込み水」を用いて前割り焼酎を提供。焼酎は、マイナスイオンを発生させる壺で最低4日間寝かせ、まろやかで飲みやすい味わいに仕上げられています。店主が酒屋と共に選ぶ「気まぐれ前割り焼酎」も提供されており、訪れるたびに異なる銘柄を楽しめるのも魅力です。

お得な選べるドリンク5杯メニューもおすすめ。焼酎好きにはたまりませんね。

また、少し変わったつきだしも。せっかくなら自分が食べたいものを選んで欲しいとの思いからつきだしを選べるようにしたそうです。今回は温泉卵をチョイス。

言わずもがな美味しい温泉卵をいただき、豚串を食べる前からテンションが上がりました。

3. お店を始めたきっかけ

川西市内で「夢の不動産」を経営するオーナーが「川西を盛り上げたい」という思いから始まった「夢の豚39」。当時、西宮で居酒屋を営んでいた現店長の加藤さんと出会い、その志に共感したことで店舗開業が実現したそう。

加藤さんは、「ご飯を考えるときに焼肉や焼き鳥というメジャーな選択肢だけでなく、「豚串」を新しい選択肢として定着させたい」と語ります。「豚串」という新しいジャンルを地域の方々に知ってもらい、少しずつ川西市の定番メニューに育てていきたい。そんな熱い想いが伝わってきました。

「夢の豚39」では、焼きたての豚串を味わうだけでなく、持ち帰り用の「かご焼き」なども冷凍で提供しており、家庭でもお店の味を楽しめるサービスもあります。お店でもお家でも豚を楽しめるようにと始めたそうです。

さいごに

今回取材に行ってみて「豚串ってこんなに美味しいのか」と正直驚きました。川西でご飯を食べる時お酒を飲む時と、１軒目でも２軒目でも楽しむことができるそのポテンシャルに、夢の豚39さんの可能性を感じました。
必ずまたプライベートで行きます！！