イタリア料理
グアルダ・イル・チーロ・イタリアーノ​

店舗情報

美味しく食べて季節を感じるイタリア料理、召し上がれ！​

オーナーシェフの太原さんは奄美大島出身。イタリアのレストランでアルバイトをしたことがきっかけで料理の道へ。帰国後、三田や川西などでシェフやオーナーシェフを長年務め、2023年9月、阪急・能勢電鉄「​川西能勢口駅」東口からほど近くにお店をオープン。

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シェフには基本的に季節のもの以外は出さないというこだわりがあるそうです。また、なぜ川西に​オープンしたのか尋ねると「川西は業界では食の不毛地帯なんて言う方もいらっしゃいますが、​実は食材にとって、すごく立地がいいんですよ」とのこと。​「豊富な魚種が水揚げされる明石をはじめとする瀬戸内と日本海に挟まれ、内陸には山の幸があります。また、大阪中央市場までも30分と、食材の流通としてはとてもいいところなんですよ」と熱く語るシェフ。

「日本の食材は世界一だと思います」と話すシェフ。旬を感じながら​食材を選りすぐり、更にその日の気分を練り込んでメニューを作るんだそうです。気分を尋ねると「今日はピエモンテですね」と答えが返ってきました。イタリア北西部のまちの味は一体どんなものなんでしょうか。​

​ランチは2,000円と3,000円のコースが中心。ディナーはプリフィクス（既定価格）のセットメニューが​4,500円とリーズナブル。もちろんアラカルトもあります。
私がいただいたのがトリッパという牛ホルモンのグラタン仕立てで1,500円。​下ごしらえを含めると、調理に8時間もかかるそうです。
​トリッパの上にパルミジャーノ・レッジャーノや卵などをのせオーブンで焼き上げたグラタン。​一緒に出てくる自家製の無塩ソフトフランスにのせて食べるとこれがまたワインによく合います。

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​キノコとクリのリゾット(2,000円)は、3種類のキノコをバターソテーにして生米を入れ、その後に​クリを入れ炊き上げます。独特の臭みが少なく脂のコクがある「紀州鴨」のローストが上に乗っていて、​あっさり食べられました。

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​次にいただいたのがサゴシのオリジナルパン粉ロースト(2,400円)。レモンやアンチョビ、ハーブなどを入れたオリジナルパン粉を生のサゴシ（サワラの幼魚）に付け、オーブンで​焼き上げています。ふっくら仕上げるために​生のまま焼くそうです。​

​素材が一番大切だからオリーブオイル・ニンニクだって不使用！​

​最後にいただいたのが、ゴルゴンゾーラのピカンテ フェットチーネ(2,200円)。ピカンテは​ゴルゴンゾーラの中でも辛口という意味。とにかくワインと合う一品。アルコールを嗜む人には、ぜひ最初にワインとともに食べていただきたい、つまみになるパスタでした。

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​メニュー全般、味が濃いように見えるんですが、オリーブオイルやニンニク不使用で、塩も最低限。食べやすい​メニューの数々です。シェフ曰く、必要がないものは極力使っておらず、旬の素材を楽しんで欲しいとのこと。でも、味はしっかりしているんですよね。
色々食べたいのがあればプリフィクスのセットがお得だそうです。小さなお店です。是非予約して出かけてみてください。​