2023年 10 月から行った耐震補強などを行っていた川西市郷土館「旧平安家住宅」。2024年10 月 12 日から見学受け入れが再開となります。国登録有形文化財の邸宅。歴史的建造物として評価される旧平安家住宅の魅力を少しだけ紹介します。
川西市郷土館とは
川西市郷土館は、銅の製錬を業としていた「旧平安家住宅」を利用して、1988年11月に開館しました。ついで平成2年11月には、川西市内の小戸地区にあった画家平通武男氏の洋館「旧平賀家住宅」を移築復元しました。1995年11月には、川西市にゆかりのある画家青木大乗・平通武男両画伯記念館として、「ミューゼレスポアール」をオープン。2010年2月には、平通画伯のアトリエを再現した「アトリエ平通」が竣工しました。
旧平安家住宅と旧平賀家住宅は、国登録有形文化財(建造物)に登録されており、旧平安家住宅は兵庫県景観形成重要建造物に指定され、旧平賀家住宅はひょうご近代住宅100選に選ばれています。
●所在地 〒666-0107 兵庫県川西市下財町4番1号
旧平安家住宅の見どころ
一本の巨木を使用した継ぎ目のない廊下と戸襖
数寄屋風の化粧垂木
数寄屋風床柱(床の間)
タイルを使った近代的な浴室
施設情報
●開館時間 午10:00~16:30(入館は16:00まで)
●電話・FAX 072-794-3354
●休館日
月曜日(月曜日が祝日に当たる場合はその翌日)
12月28日から1月4日まで
●入館料
18歳を超える人 300円(団体割引200円)
18歳以下 150円(団体割引100円)
※川西市・伊丹市・宝塚市・三田市・猪名川町の小学生・中学生は無料。団体割引の適用は20人以上。65歳以上の人は「18歳を超えるもの」の半額。障がい者及びその介護者は半額
●駐車場 普通車約10台